外構工事費に関わる要素とは?外構タイプの特徴を紹介します!

家を建てる際に見落としがちな外構工事。しかし、外構は家の第一印象を決める重要な要素です。今回は、外構工事にかかる費用に関連する要素について詳しく解説します。どれくらいの費用がかかるのか、これから外構工事を検討している方や、費用の目安を知りたい方にとって、役立つ情報をお届けします!

外構面積

面積が広くなることで使用する資材の増加、施行の手間が増加します。
小さな庭と大きな庭を作る場合では、同じデザインでもコストが大きく変わってきます。
外構面積を把握し、費用の見積もりを行うことが大事となります。

外構タイプ

外構工事には大きく分けて「オープンタイプ」「セミクローズドタイプ」「クローズタイプ」の3種類あります。それぞれの特徴やメリット・デメリットを理解することで、理想の外構デザインを選ぶ手助けになります。

オープンタイプ

①オープンタイプ
オープンタイプは敷地の周りに塀や門扉がなく、開放的な空間のことを指します。
一番の特徴は開放的な空間を作れるスタイルであるということです。
フェンスや塀で敷居を囲まないため、比較的狭い土地でも広い印象を持った家づくりが可能です。施工箇所が少ないため費用が安いことも魅力です!
日当たりや風通しが良い開放感のあるデザインを実現しやすいです。

セミクローズドタイプ

②セミクローズドタイプ
一番の特徴はクローズドタイプとオープンタイプの良いとこ取りができるということです。
部分的にフェンスや塀③を設置し、プライバシーを確保しながら開放的な空間をデザインすることが可能です。
たとえば、隣地にはフェンスを設置し庭は開放的なデザインにする、全体的にフェンスは低めにして開放感のあるエクステリアを取り入れるなどデザインの自由性は高いです。
防犯性能開放感のある空間をデザインすることが可能です。気をつけるべき点としては、デザインのバランスが難しいです。
開放的な部分、囲いを設ける部分の設計を十分に行わないと中途半端な印象になりやすいです。設計段階でしっかり相談を行うことが重要です。

クローズドタイプ

③クローズドタイプ
一番の特徴はプライバシーの保護と防犯性能が高いということです。
敷地をフェンスや門で囲うことで外部からの視線の遮断や敷地内の侵入防止に繋がるからです。
重厚感のある住まいやこども、ペットが道路に飛び出すことの防止などのメリットもあります。
気をつけるべき点としては、費用が高額になりやすいです。
狭い敷地では圧迫感を感じてしまうこともあるため、予算や敷地面積も考慮することが大切です。

工事箇所

駐車場、フェンス、塀など工事を施行する箇所は多岐にわたるため、全てを行えば費用も膨れ上がります。
たとえば、フェンスや塀は設置せず開放的とし、代わりに芝生や駐車場をこだわることで費用を抑えながらバランスの良いデザインに仕上がります。
工事箇所ごとの費用を理解し、優先順位をつけることが大切です。

まとめ

外構工事の費用には、外構面積、外構タイプ、工事箇所の3点が大きく関わっています。自分の住みたい家や家での過ごし方を考えることで、工事の優先順位や外構タイプを選びやすくなります。予算に合った外構プランを検討し、理想のお庭づくりを進めましょう!